メインテナンスで患者さんに「歯垢が付いています」とか「歯石がかなり付いています」と言いたい場合、何と言うのでしょうか。
まず、歯垢 と 歯石 は 患者さんがわかる英語で何と言うかわかりますか。
歯垢 は ご存知の通り、 “plaque” (プラーク) と言います。
歯石 は 専門用語では “calculus” ですが、 一般的な言い方は
“tartar” と言います 。発音が知りたい方はこちらをクリックして下さい: Tartar
Doctor or hygienist: “You have plaque/tartar build-up. You need a cleaning.”
ドクター又は歯科衛生士:「かなりの歯垢または歯石がついていますね。歯のおそうじが必要です。」
“Build-up” というのは、支台築造のことも言います。しかし、デンタル用語に限らず、何かが蓄積して行くことを ”build-up” という名詞を使います。
もしもスケーリング・ルートプレーニングが必要な場合、
Doctor or hygienist: “You have tartar build-up under your gums. You need deep cleaning.”
ドクター又は歯科衛生士:
「歯石が歯茎の中の根の表面にたくさん付いています。歯石を取り除くディープクリーニング (スケーリング・ルートプレーニング) が必要です。」
さて、 scaling/root planing は、略して ”SRP” とドクターや歯科衛生士さんの間で言ったり(発音もそのまま S、R、P)、カルテにもそのように書いたりします。
患者さんに説明するときは、 “deep cleaning” という言い方をします。