メインテナンス、修復治療、や外科治療など、どんな歯科治療が終わったときでも、日本語ならば、「お疲れ様でした。お大事に。」などと声をかけると思います。英語でそういった表現はあると思いますか。もしくはそのような一言を帰り際におかけになりたい場合、どのように言えばいいのでしょうか。
ドクターもしくはアシスタント:「今日はこれで終わりです。お疲れ様でした。」
Doctor or assistant: “That’s it for today. You made it! Good job!”
or
Doctor or assistant: “You are done for today. Thank you for your patience.”
「今日はこれで終わります。」は想像がつくような表現だと思いますが、「お疲れ様です。」という表現は英語にはありません。意訳すると、
「治療中、長い間、じっとして下さって、ご協力ありがとうございます。」というような意味合いになると思います。
もっと、カジュアルにいうのならば、”You made it!” 「何とか切り抜けられましたね!」とか最近、日本語でも普通に通じるようになった “good job!” でもいいと思います。この言葉は特に、子供や若い人たちに使っていいと思います。
それでは、日本語でよく使う「お大事に。」と言いたいときは何と言えばいいのでしょうか:
Doctor or assistant: “Please take care. Please call if you have any questions or concerns, okay?”
直訳すると、
ドクターもしくはアシスタント:「お大事に。ご質問等気になることがあったら、いつでもご連絡下さい。」
日本語では「お大事に。」という一言で気持ちが伝わりますが、欧米では、それ以外に、「気になることや質問があったら、気軽に聞いて下さい」というニュアンスも必ずつけます。そうすると、患者さんは安心します。ですので、必ずと言っていいほど、
“Please call if you have any questions or concerns.” は付け加えた方がいいと思います。