歯科医院は一種のサービス業なので、治療費を全額でも、自己負担分の何割かをお支払いして頂かなくてはなりません。
日本では、主に現金で支払うかもしれませんが、最近ではクレジットカードで支払う場合があるかもしれません。
アメリカでは、お支払い方法は現金、パーソナルチェックpersonal check (個人用の小切手)、もしくはクレジットカードのいずれかになりますか。その際、「お支払い方法」を尋ねなくてはなりません。
例えば、「自己負担分の$~~ もしくは〜〜円ですが、お支払い方法はいかがなさいますか。」と、英語では何と言えばいいのでしょうか。
Front staff: “Your co-pay for today is $~~ or ~~ yen. How would you like to pay?”
と言います。
以前のブログでも説明したことありますが、「自己負担」は “co-pay” と言います。
自費の場合、「今日の治療費は〜〜円です。」は、
Front staff: “Your treatment fee for today is ~~yen.” と、言います。
もっと正式な言い方をしたい場合、
Front staff: “What is the method/form of your payment?”
と、「お支払い方法」という言葉を使いたい場合:
“Method of payment”
“Form of payment”
と言います。
患者さんはもっと単刀直入に、
Patient: “Do you take cash?” or “Do you take credit cards?” or “Do you take personal checks?”
患者さん:「現金で払えますか。」とか「クレジットカードで払えますか」とか「チェックで払えますか。」
と、聞いたりします。
または、スタッフの方が「現金、パーソナルチェック、またはクレジットカードでお支払いできます。クレジットカードならば VISA or Master Card になります。」と英語でははっきり言っても、ソフトに言えば、失礼になりません。
Front staff: “We accept cash, personal checks, or credit cards. We only take VISA or Master Card.”
“Accept” は「受け付けます」とか「とります」という意味になります。
何らかの割引きがある場合、それは、皆さんもご存知の “discount” という言葉を使います。
例えば、「治療費を全額、先払いすれば、10%のディスカウントを差し上げます。これは現金でお支払いしたのみにに限ります。」とでも言いたい場合:
Front staff: “You will get a 10% discount if you pay upfront. However, this is only if you pay by cash.”
「先払いをする」という動詞で使う場合は ”pay upfront” という表現になります。
もう1つの言い方として、「全額まとめてお支払いする」と言いたい場合、
“pay in lump sum” と言います。
Patient: “Do I get any discount if I pay in lump sum?”
患者さん:「もしも全額まとめて支払えば、何らかのディスカウントをもらえますか。」
最後に、「分割でもお支払いできます」という言い方は、
Front staff: “You can pay using our payment plan.”
または、
患者さん:「月々の分割払いでお願いします。」
Patient: “Can I make monthly payments?”
と、治療費が高額の場合、このような質問をする患者さんもいらっしゃると思います。
お金の問題でトラブルになることはあると思うので、誤解のないように、しっかりと英語でコミュニケーションができる必要がありますね。