Category Archives: Dental English

休診のお知らせ Notice of closure due to holidays or meetings/conferences/seminars

祝日や学会参加のためなど、歯科医院・クリニック・オフィスを休診にしなくてはならない場合、院内にお知らせを出したり、留守番電話のセッティングを変えたりしなければならないことがあります。「〜〜のため休診致します」というような表現は英語で何と言えばいいのでしょうか。

“Our office will be closed from 12/31/14 to 1/4/15 in observance of the New Year’s Holidays. ”

「12月31日から1月4日まで、年末年始のため、休診させて頂きます。」

“in observance of ~~” というのは「〜〜を祝って」という意味になります。祝日のときにこの表現をします。

“~~ Dental Office will be closed on Friday April 10th for a conference.”

「〜〜デンタルオフィスは4月10日(金曜日)は学会参加の為、お休みさせて頂きます。」

「~~のため、お休みします」というときは  “for a ~~” というように、”for”を使います。

もしくは、

“~~ Dental Office will be closed on Friday April 10th due to a staff meet

ing.”

「〜〜デンタルオフィスは4月10日(金曜日)は院内ミーティングの為、お休みさせて頂きます。」

“due to a ~~” のように、 ”for” 以外に、”due to” も使えます。

「急患の方は XXX-XXX-XXXX にお電話をおかけ下さい。」と留守番電話に付け加えたい場合、

“If this is an emergency, please call XXX-XXX-XXXX. ” と言えば、患者さんは安心するかもしれませんね。

知覚過敏の説明 Explaining sensitive teeth or hypersensitivity

「知覚過敏」には様々な原因はありますが、今回は、「知覚過敏」と診断した場合、どのように患者さんに説明するかを取り上げたいと思います。

「歯がしみる」は “sensitive teeth” と普通の言葉でいいます。

「知覚過敏」は専門用語で ”hypersensitivity” と言います。

患者さん:「歯ブラシをすると、歯がしみます。虫歯があるか診て下さい。」

Patient:  “My teeth are sensitive when I brush my teeth.  Do I have a cavity?  Can you check it?”

とか

患者さん:「冷たい水を飲むとき、歯がしみるのですが、大丈夫ですか。」

Patient:  “My teeth are sensitive when I drink very cold water.  Is there anything wrong?”

というような表現をされたりします。

その説明として、英語ではこのように表現できます。これはあくまでも1例であり、色々な言い方があります。

Doctor:  “Our tooth is made up of enamel, cementum, and dentin.  Enamel is the outer surface of the tooth.  The root surface has a layer called cementum.  Underneath the enamel and cementum, there is a surface called dentin.  When the dentin loses its protective covering because of excessive toothbrushing, cavity, gum disease, etc., it exposes the small tubes or canals.  When a toothbrush touches that area or when you drink very cold drinks, it stimulates the cells in the small tubes and causes teeth to become sensitive.”

ドクター:「歯の表面にはエナメル質という層があります。根の表面にはセメント質という層があります。象牙質という層がエナメル質とセメント質の下にあるのですが、虫歯があったり、歯周病になったり、歯ブラシの当て方が強すぎたりした場合、歯茎が後退・上がったり(上顎の場合)・下がったり(下顎の場合)します。そうすると、象牙質にある細い管が露出され、歯ブラシが当たったり、冷たい飲み物を飲むと、その細い管にある細胞を刺激して、歯がしみたりします。」

Doctor:  “I recommend you to use a toothpaste for sensitive teeth for a few weeks.  This coats the small tubes of the dentin.  If this doesn’t work, we can apply a strong concentration of fluoride.  We also can put a white filling to block that area.”

ドクター:「市販の知覚過敏の歯磨き粉があるのですが、それを数週間 使って下さい。象牙質の細い管のコーティングをしてくれます。これが効かなかったら、高濃度のフッ素を塗布します。白い詰め物で治療をする場合もあります。」

“Teeth” が含まれる英語の表現 Idioms or phrases that include “teeth”

日本語でも「歯に衣着せぬものの言い方」や「奥歯にものが挟まった言い方」など、「歯」を使った表現があるように、英語でも “teeth” を使ったような表現はあります。しかも、日常的に使う言葉で、誰でもわかる言い方があります。

Patient:  “I have a sweet tooth.  That’s why I have so many cavities.”

患者さん: 「私は甘いものが大好きです。だから虫歯が多いのだと思います。」

よく、患者さんが使う表現です。患者さんのみならず、「甘いものに目がない」、「甘いものが好き」というときに、

“~~ has/have a sweet tooth” と言います。直訳すると、「甘い歯を持つ」となるでしょうか。

もう1つは ”pulling teeth” という表現です。

Patient:   “My teenage son doesn’t tell me anything.  It’s like pulling teeth to tell me what’s going on everyday at school.”

患者さん:「ティーン(ティーンエイジャー)の息子が何も教えてくれないの。毎日学校で何が起きているかを知るのに、一苦労しているの。」

“pulling teeth” とは、何かをしてもらう為に一苦労をするといったときによく使います。例えば、情報を引き出すため大変だとか、話してもらうのが大変だとかということです。これもよく使います。

そして最後は ”lying through his/her teeth” です。

Patient:  “You he was lying through his teeth so that he doesn’t get in trouble.”

患者さん:「怒られたくないから、うそだとわかって言っていた。」

“Lying through his/her teeth” は 直訳すると、lie(うそ)は歯の間から出るということになります。「嘘だとわかって言う」という意味です。できれば、あまり使いたくない表現かもしれません。

小児歯科で使う子供にわかる歯科用語 Simple dental terminologies used in pediatric dentistry

小児の歯科治療をするときに、子供たちにわかる言葉を使い、治療に協力してもらう必要があります。英語でも、子供たちにわかる用語を使います。例えば:

「虫歯」は ”sugar bugs” と言います。

Doctor:  “Let’s get rid of  the sugar bugs!” とか ”We are going to clean the bugs off of your teeth.”

ドクター:「虫歯をやっつけよう!」または「虫歯をとりましょう。」

と言います。

X線写真をとるときも、

ドクターまたはアシスタント:「歯のお写真をとろうね。」は、

Doctor or assistant:  “Let’s take pictures of your teeth.” と言います。

歯・カリエスを探針でチェックしたり、歯の本数を数えるときは、

Doctor:  “I’m going to count your teeth with a tooth counter.”

と言って、探針のことを ”tooth counter” というやさしい言葉を使います。

麻酔は、”sleepy juice” という表現をします。

Doctor:  “I’m going to put some sleepy juice.” や ”I’m going to put the tooth to sleep.”

ドクター:「歯を眠らせるお薬を入れるね。」

と言ったりします。

歯をエアータービンで削るときは、”shower” と表現します。

エアータービンを使うとき、バキュームを使いますが、バキュームは「掃除機」という言葉を使って、

Doctor or assistant:  “This is like a vacuum cleaner.”

ドクターまたはアシスタント:「これはお口のための掃除機よ!」と言います。

スリーウェイシリンジ (3-way syringe) は ”whistle” (ホイッスル)と言います。

フッ素塗布をする場合、

Doctor or dental hygienist or assistant:  “Let’s put some tooth vitamins.”

ドクターまたは歯科衛生士またはアシスタント: 「歯のビタミンをつけようね。」

と言います。

最後に、乳歯を抜歯するときに、

Doctor or assistant:  “I’m going to wiggle your tooth.”

ドクターまたはアシスタント: 「歯がグラグラするからね。」と言います。

“Wiggle” はぐらぐらするという意味からこのような表現をします。

Dental office とdental clinicとの違い Difference between dental office and dental clinic

日本では「〜〜デンタルクリニック」と、歯科医院と言えば「クリニック」と言う言葉を使います。しかし、アメリカでは

“~~ Dental Office”   とか、  “Dr. ~~~’s (Dental) Office”  と言ったりします。

それではデンタルオフィスとデンタルクリニックの違いは何でしょうか。どのように使い分けるのでしょうか。

デンタルクリニックとは、多くの患者さんを診察・治療し、とにかく「量」を診ると言ったタイプの歯科医院のことです。日本で言うと、いわゆる国保や社保を使って治療するタイプの歯科医院のことを言います。

かたや、デンタルオフィスは患者さんをゆっくり時間をかけて、診察・治療をするタイプの歯科医院のことです。日本では自費の治療のように、余裕・ゆとりをもって患者さんを診ると言ったタイプの歯科医院のことです。

ただ、デンタルクリニックのような形式をとっている歯科医院でも、”~~ Dental Office” というような言い方をする歯科医院もアメリカにはあります。

日本では何故「クリニック」という言葉が浸透したかはわかりません。おそらく、オフィスというと、どうしても、事務所という感覚になるからでしょうか。でも医院も、”medical office” と言った言い方をします。